雀のしっぽ。

フィクションとノンフィクションです。

生きたい気持ちが足りてない

誰かに包丁を突きつけられた時

あなたは泣けるだろうか?

 

まぁそもそもそんな経験すること自体ありえない事なんだろうけどね。

 

私は「ふーん」って突き出されたそれを見ていた。

 

 

殺したい、死んでほしい

 

そう相手が思っていることなんてとっくに分かっていたから尚更なんだろうけど

 

「あぁ、そんなに死んでほしいんだなぁ」

 

って

そんなかんじ。

 

生きることに対する執着とか

死に対する恐怖とか

私はそういう感覚がちょっと希薄なのかもしれないし

逆に案外みんなそんなものなのかもしれないし

 

実際のとこはわかんないけど。

 

死ねって言われて悲しい気持ちになるのは

誰しもが、誰かから生きることを望まれているという前提の上で生きているからで

私だってもちろんそうで

そうでありたかったはずで

 

でも日々殺意と憎悪を向け続けられた人って

多分そういうところが麻痺してしまうんだと思う。

 

じゃなきゃそんなこと悲しすぎるから。

 

あんまり向けられた悪意に悲しくなることはないな。

 

悪意を向けられることはそんなに大したことじゃない。

向けられていたはずの好意が消える事の方がよっぽど怖い。