雀のしっぽ。

フィクションとノンフィクションです。

病状と怠惰の境界

 

数年前までは自分自身を

それなりには頭も回る方だし

それなりには人の輪に入れる方だし

それなりに人より出来ることがあって

それなりに自分が好きで、自分に自信があった

 

そりゃ、苦手なものはあるけど

大抵のことは、やればそこそこ こなせるようになるし

年齢という法律の柵さえ越えてしまえば

なんとなく生きていけるものだと思っていた

 

今の私とはてんで違う。

 

 

何かをやっても上手くいかなくなった

まず、気力や体力が追いつかなくなった

得意だと思っていたものがどんどん苦手になった

劣等感さえ抱くようになった

自分がどうなりたくて

自分が何をしたいのか

そういうことさえ 分からなくなった

 

このまま生きていける自信がなくなった

 

 

変わらなくちゃって思う自分に

また追い詰められて

死にてえなって口をつく

 

 

何か新しいことをしたいと思う気持ちがあって

それに勝る眠気と気だるさ

 

食事を取るのも 面倒くさくて

掃除機をかけるだけなのに 出来なくて

ゲームをするのも億劫で

音楽を流すために動くのもだるくて

特に何をするわけでもなく

スマホの画面をだらっと眺めて

そうして気付いたら夜になっていて

 

あれをしたかった

これをすればよかった

明日はこれをしよう

って思い返しては 心に決めるんだけど

 

結局また明日も

目が覚めたらなんとなく死にたくて

何かを始めて 何かを楽しみたいのに

もうこのまま一生寝ていたいな なんて思う

 

 

これは病気なのか、怠惰なのか

なんなのか。