雀のしっぽ。

ひっそり生きている

Valentine

 

バレンタインは聖ウァレンティニアヌスの命日だとか

チョコレートのカカオをつくるアフリカの貧しい子供がどうだとか

そんなことはやっぱり私には関係がない。

 

他人の悲劇に耳を傾けたり

他人の幸せを手放しで喜んだり

そんな余裕がない。

 

昔誰かのためにお菓子を作った記憶があるような気もするけど

それは何も生まなかったし、それは何にもならなかった

 

相手から望まれもしない贈り物なんてただの自己満足に過ぎない

 

色んなものを諦めて

見なかったことにして

忘れたフリをして

そうしてやっとここまで来たのに

 

また私は去年の私に絶望する

去年の私は一昨年の私に絶望していて

一昨年の私はその前の年の私に絶望している

 

甘味では誰も救えない、救われない

 

甘い魔法なんてただの広告文句で実在はしない

 

R.I.P Valentinianus