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雀のしっぽ。

ひっそり生きている

yondara kirae

 

小学生の頃、優等生だと言われてた。

 

 

勉強が出来て、学級委員になって、行事でピアノの伴奏をやって。

誰とでも話せたし、いじめられてるわけでもなかった。

 

でも、友達がいなかった。

どこのグループにも入れなかった。

誰の一番にもなれなかった。

皆に「一番の仲良し」がいるのに、私にはいなかった。

だからペアを作る時は余って、みんながペアになりたがらない、嫌われ者と組まされた。

 

本当は全然優等生でも真面目でも優しくもないから

「なんで私がこんなやつと組まなきゃなんねーんだ」っていつも思ってた。

 

 

*

 

 

小学生の頃、優等生だと言われてた。

 

成績が学年で一番良かった。

受験のために夜中まで勉強させられて、しなければ怒鳴られて、うとうとしたら殴られた。

 

ゲーム禁止、テレビも親が嫌いなものは禁止、勉強しろって言われ続けて、普通の子がしてることが出来なかった。

 

知らないからみんなの話についていけなくて

塾に通っているから友達と遊べなくて

運が悪いから毎年一番仲のいい子が遠くに引っ越していって

どんどん仲のいい友達がいなくなった。

 

 

やっぱり仲良しは出来なかった。

 

 

*

 

 

友達がいないから物をばらまいて仲良くしてもらうようになって

あげたものは、「なくした、壊した」と嘘をついて親にまた買ってもらったり

家の物を勝手に持ち出したり 

 

最後は

「ゲーム持ってないからお前とは遊んであげない」って言われて

仲間にいれてもらうために別の子のゲームを盗んだり

 

「なくした」を続けすぎて、親に買ってもらえなくなった物を、万引きするようになった。

 

(もちろんバレないわけもなく、全部返したり払ったりして謝りに行った)

 

 

そういうことがあって

保健室の先生に「たまに話しにきなよ」と言われて

ある日ふと親に殴られた話を何の気なしにした。

 

その頃はまだ

そんなにそれが異常なことだとも思ってなくて

ただ私が悪いから殴られていると思っていたんだけど。

 

それで親が学校に呼ばれたり

スクールカウンセリングを受けさせられたりして

最終的に小児精神科送りになった。

 

そこで「虚言癖」だと言われた。

 

(後に軽度のアスペとまで言われた。

偏見かもしれないけど、アスペが偏差値60出したり、学級委員やったりするかよって思ってる)

 

この話にはかなり続きがあるけど、それはまたそのうち。

 

 

たしかにそれまで悪い事をしたのは事実だけど

本当のことを話したら、それも嘘だと言われて

家族との信頼関係なんてものはもうそこでおしまい。

 

家の悪いことは全部私のせい。

妹が割ったコップも、消し忘れた電気も、私のせい。

親が自分でなくしたものも、「またどうせ」って私のせい。

そこから今までずっと私のせい。

 

 

あの時私がしていたことが悪いことなのはもちろん理解出来ているけど

ならあの時私はどうしたらよかったのか、まだ分からない。

 

 

他人の物を盗んだり、万引きをしたり、つまり法に触れる事は小学生で辞めた。

(中学生以上になると捕まって前科つくって思ったから)

 

 

けど、私の根本は小学生から変わってない。

 

あの頃から人間として色んな物が欠如している。

 

そうしてまだ誰かの1番になりたくて、彷徨っている。

だからきっと

浮気されて2番目、3番目が居てもいいけど

自分が1番であることにこだわるのよ。