雀のしっぽ。

ひっそり生きている

まちぼうけ。

 

ひとり置いていかれた気になって、悲観して、被害者ぶっている。

 

彼らが私に意地悪をするために私を置き去りにしたのではなく

世界はいつも通り動いていて、私がずっと止まっているだけなんだ。

 

 

 

待っている時間ってとても長い。

1時間が永遠みたいに感じる。

隣の部屋から聞こえる親の声に震えながら

ずっと時計の針とにらめっこして、時間を秒数に換算してあと何千秒って数えている。

 

 

仕方ないんだよ。

 

彼らは私と違って今日を生きてるんだ。

 

朝起きて食事をして学校へ行って仕事へ行って友人と会話をして遊んで生きてるんだ。

 

 

私は今日もこの6畳のなかで酸素を吸って二酸化炭素を生み出しているだけ。

そんなこと植物でも出来る。

親には、自分で酸素と二酸化炭素と養分までも自給自足出来るんだから植物の方がよっぽど有意義な生き方をしてると言われたけど。

(親のいうところ私は寄生虫だし)

 

 

 

  

そんな私に「何かをしてくれ」とか「何かが不満だ」なんて言う権利があるわけないだろう。

 

私が彼らに何かを差し出したことなんてひとつもないんだから。

それでいて自分は「してほしい」だらけでいるなんてワガママどころではない。

 

世界はギブアンドテイクなんだよ。

 

 

でも、他人に何も与える物を持っていないせいで誰からも与えられない人間は、一体どうしたらいいんだろうね?

 

 

 

 

(こんなに絶望に浸って時間を過ごしたのにまだ10分しか経ってない、死んじゃう!)