雀のしっぽ。

ひっそり生きている

錆びた釘と病熱と痛みと。

無理が祟って自分を呪った。
体調管理なんて基本的な事も出来ないのか。

1人で生きていけるようになるんだって思っていたのに
いつの間にか同じ道を辿っているようで
家を出るなんて無理なんじゃないかとか
ルームシェアの話を引き止めてしまったのは間違いなんじゃないかとか
ならいっそ消えてしまえたらとか。

それだって一緒に生きていくと決めたし
全部自分が撒いてきた種が芽を出したそれだけのことなんだけど。



彼女達を自分に重ねるな
なんてことは分かっちゃいるけども
理想はあきさんや彩ちゃんで
現実はほのかやまこちゃんと同じ道を辿ってる

彼女達は彼女達なりに幸せに精一杯生きていて
それが悪いなんて思ってはないけど

彼女達みたいに温かい所に生まれることはなかったから
私はあんなふうにはなれないんだろうなと思ってしまって

また自分には無いものを羨む。

(そしてこんなことを書くと後であきさんからお叱りのお言葉が飛んでくるのは目に見えている)


辛い時に誰かに辛いと言って
無理な時は助けを求めて
差し伸べられた手を当たり前に掴んで

そんな当たり前のことを
さんざん周りの人にはしろと言ってきたくせに
自分はすっかりおざなりにしていたようで
出来ていたつもりで出来ていなかった。

まぁ誰かを救う立場にあることで、自分の苦悩から目を背けてたっていうのもあるんだけど。

気付いたら、差し伸べられた手を掴むことすら上手くできなかった。

今まで自分が手を差し出してきた人達が、どんな風に自分の手を取ってくれていたのかすら分からない。

ただ謝るしか出来なかった。

色んなものがごっちゃになって自分の中をぐるぐる回っている。

何が善意で何が悪意なのかとか。
「優しい言葉」の建前と本音とか。
自分の今までしてきたことって優しさの押し付けだったんじゃないか、とか。
自分がここにいていいのか、とか。

そうしてまた迷子になる。

そうしてまた痛みに飲まれる。