雀のしっぽ。

フィクションとノンフィクションです。

ひとりごと

死して尚も死ぬ

いつだって私の死にたい気持ちは私だけのものだ。 何ひとつ分かっちゃいないくせに分かったようなフリをする、そして分からずとも分かりたいと思っているなどと軽々しく言いながらその感情を踏み躙る人に口を出されたくない。触れられたくない。 いじめがあ…

嘘とパン

今までに食べたパンの枚数も、今までについた嘘の回数も覚えてはいないけど、間違いなくパンより嘘の方がずっと多いと思う。 嘘を嘘と見抜くこと 嘘を嘘だと知った上で楽しむこと 嘘を嘘だと気付かれないこと 嘘を嘘にしないこと これが出来ない人は生きづら…

無題

モノクロの空の下 フェンスを伝う雨と 足元の水溜り 6月は僕の嫌いな物ばかりでばかりでばかりで 置き忘れてきた傘を取りに戻るのももうなんだか億劫で イヤホンを耳に詰め込んで 次の世界に飛び込んだ ガラスにうつる 昨日の君をまだ忘れたくなくて 大丈夫…

ギリギリ人間でいたい

昔本かなにかで読んだ。 "ある程度知能のある動物は道具を使うことが出来るが、道具を作り出すことは出来ない。道具を作ることが出来るのは人間だけである。" たしかに、スプーンを使える猿はいても、スプーンを作れる猿はいない。なるほど。 スプーンを作る…

私を育てた人

そういえば母の日なんてイベントがありましたね。 SNSで「母の日だからお母さんにプレゼントをあげた」なんてほんわか投稿を見て、鳥肌立たせて震えてたのは私です。 とにかくそれを見て気付いたわけですが、今年は珍しく強制イベント回避したんだ。 毎年、…

自称クズ 多称クズ

同級生がみんな社会人になった。 かたや私は今日も今日とて引きこもりをしている。 今何してるの?と聞かれるととても困る。 かろうじて生きているよ、としか言えない。 私の人生には、「死ぬ」という選択肢があちこちにあった。 他の人が自分の意思で学校を…

夢は覚める 朝は来る そしてまた夜がくる

今日見ているこの夢は 明日には覚めてしまう 今日見ているあの月は 明日には欠けてしまう 今触れているこの指は 今聞いているこの声は 今目の前にいるこの人は 明日に確かなものなんて何ひとつない いつ崩れるか分からない橋を渡るような人生を それでも前を…

好き、嫌い、才能がない。

‪幼稚園くらいの頃、ピアノが大好きで本気でピアニストになりたかった。‬‪ピアノばっかり引いてたし、友達の誰より弾ける自信があったし、実際弾けた。‬‪幼稚園の先生が弾いてる伴奏もなんとなくで耳コピ出来た。‬ 小学生になって、伴奏を任されるのはいつも…

自分の人生を振り返っているうちに纏まらなくなった。

私はいい子にならなきゃいけなかった。 成績は一番じゃなきゃいけなかったし、絵も上手くなきゃいけなかった。学級委員にならなきゃいけなかったし、ピアノは学校で一番上手くなきゃいけなかった。先生からも友達からも「ちゅんちゃんはすごいね」って思われ…

怠け者は死ね

頑張りたくない。 頑張らなきゃまともにならなきゃ普通にならなきゃ嫌われてしまう って自分を追い詰めれば追い詰めるほど 空回って 何も上手くいかない。 死にたい。 もう頑張りたくない。 幸せになんてなれなくていいから死んでしまいたい。 ここから出る…

死なないための醜い言い訳とかなにか。

久々にここまで死にたい。 でも死ぬ時には、髪色を完璧に綺麗なピンクにする、と決めているのでとりあえず今日は死なない。 死ぬ時まで見栄を張る自分、すごく頭が悪そう。 そんなくだらない理由をつけてずるずる生きている自分、すごく滑稽。 時間が経つの…

緑色に殺されたい。

まともになりたい。 普通になりたい。 生きいていいんだって自分を肯定できるような人間になりたい。 気が付いた時には、つらい時につらいって助けを求める方法が分からなくなってた。 子供の頃、転んで怪我をした時に「泣かなくていい子だね」って言われる…

生きたい気持ちが足りてない

誰かに包丁を突きつけられた時 あなたは泣けるだろうか? まぁそもそもそんな経験すること自体ありえない事なんだろうけどね。 私は「ふーん」って突き出されたそれを見ていた。 殺したい、死んでほしい そう相手が思っていることなんてとっくに分かっていた…

ふと夜中にぐるぐると。

怖いものなんて何も無いと思ってた頃 親に殴られたって、蹴られたって 理不尽な罵声を浴びさせられたって 「私が悪いだけだ」って納得していた頃 「それが普通だ」って思い込んでいた頃 私は自分を生きていて良い存在だと 疑わなかった いつの間にか それが…

Flamboyant

派手髪は英語で "Flamboyant hair" って言うらしい 日本だと「派手」ってちょっと聞こえの悪いような呼び方をするけど 英語だと「Flamboyant=華やかな」って言葉なのすごくいいなと思う。 * 高校を卒業してすぐ、毛先を真っ白になるまでブリーチして青に染…

無題

窓の外を降っていく 君を見ていた 逆さに落ちる涙が それは綺麗だった 揃えられた靴を 響く喚叫を 僕はぼんやりと眺めていた 僕が愛したそれは もうそれではなくて 唇がそっと「またね」と嘘をついた また なんて来ないこと君は知ってるよね 僕だって知って…

Oxalis

「頑張れ」「頑張るよ」なんて出来ない約束 頑張ったってとっくに手遅れなこと 一番知ってるのは君じゃないか タイムマシンでもない限り やり直しなんて効かないこと 一番知ってるのは君じゃないか だって私の落としてきた1番の後悔は 君が持ったままじゃな…

病状と怠惰の境界

数年前までは自分自身を それなりには頭も回る方だし それなりには人の輪に入れる方だし それなりに人より出来ることがあって それなりに自分が好きで、自分に自信があった そりゃ、苦手なものはあるけど 大抵のことは、やればそこそこ こなせるようになるし…

ひとりぼっちの だれかのはなし

届かない 星の向こう ハルカカナタ ほんの気まぐれの一言が悪戯に笑った 日常の裏側 届かない世界 扉の奥でねえ君は 何を見ているの 3時半の着信の意味は 結局分からないままだった 意味のない音律 追い求めた 拾い損ねた言葉を 探し歩いた きっと君はもう…

錆びた釘で心臓を打ちたい

誰もが 私を置いて 幸せになってしまう 私がこの部屋の隅で うずくまって 壁越しの罵倒から耳を塞いでいる間に 誰かと手を取り合って 誰かと笑い合って 誰かと愛し合って 誰かと助け合って 私の知らない どこか遠い場所へ行ってしまう きっと ここで何度も手…

夢現

月が綺麗でした 星が綺麗でした いつも醜いのは 私だけでした 鏡の中の醜い姿を見たくなくて 下ばかり向いていたら 空は陰って いつの間にか 月も 星も いなくなってしまっていた あなたの街の月は綺麗ですか あなたの街の星は綺麗ですか その空は 黒く 濁っ…

夏は嫌いだ 暑いし 日差しが強いし それになによりセミがいるし あれは求婚のために 鳴いて いるというけれど 私には、7日後に訪れる死を恐怖して 泣いて いるようにしか聞こえない だから 窓を開けて あの耳障りなジリジリが聞こえると無数の「助けて」が聞…

後悔しないための最善の生き方

「やりたいこと」があった。 自由に空を飛ぶこと。 裸足で地面をかけること。 「叶えたいこと」があった。 好きな場所で生きること。 好きな人と生きること。 たくさんの " hope " が " want "が そこらへんに転がっていて ひとつを拾おうとすれば 別のひと…

沼の底より

気が付いたら沼に足を取られていた 向こう岸の景色に欲を出して手を伸ばして 蓮の幻覚に魅せられて惑わされて 名前の知らない蝶を追いかけて 気が付いた時にはもう 抜け出せなくなっていた おかしいな 元いた場所が当たり前で普通の幸せだったのに 泥に染ま…

さんぶんのに

どこかの頭痛薬は、半分が優しさで出来ているらしい。私の半分も、優しさで出来ていたら良かったのかもしれないけど 多分そんなものはどこかに忘れてきてしまった。 「普通じゃない自分コンプレックス」 だからいつも「普通」になろうとしてきた。真っ当になろ…

落され物

私は昔からどうにも物を失くす子供だった。 昨日買ったえんぴつを失くした 今日配られた学級だよりも失くした お気に入りの赤い上着も失くした 帰り道で遊んでいるうちにランドセルも失くしたし、履いて行った靴も失くした。 通信簿には「忘れ物、落し物をな…

むかしのはなし

学校さぼってた馬鹿が集まってできた ‪仲良しグループがあってね‬ ホントに ホントに 仲良くてね 私は 他に居場所がなかったから 家族みたいに大事な人たちでね ‪その中のひとり 女の子が病気で死んじゃってね ‪その子と付き合ってたやつがいてね 当たり前だ…

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いつか作った紙飛行機が 後ろから飛んできて自分を切り裂いた 何かが変わることを望んだわけじゃない そりゃ 変わってくれるなら 泣いて喜ぶし 私が何かをすることでまた機会が得られるなら 迷いなく私はそれをするんだけど 希望がないことくらい 分かってた…

懐古む

ずっと忘れたフリをしていた 本当は1ミリも忘れてなんかいなかったんだけど 毎日絶望したような顔をして生きているけど この間、崖から底に叩きつけられるような出来事があって 過去のことを思い返して もう二度と見ないと決めていた場所へ足を伸ばした 「あ…

檻の中の石の人

「助けるよ」「迎えにいくよ」 なんて言葉を 何度聞いたか 私には生きている理由がない 痛いのも苦しいのも嫌いだし 痛い 苦しい思いを今すぐしてまで死ぬ理由が特別なくて それをその程度の苦痛と言ってしまえばそれまでなんだけど 私は ただ 死ねないから…